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2025年長野市家計調査!長野県民がリンゴ・きのこに使う金額はもはや異常?ラーメン・餃子は何位?物価高の支出を徹底解剖!

広報・IR

はじめに:2025年、私たちの財布の中身はどう変わった?

こんにちは。信州の厳しい寒さと格闘しながら日々を過ごしている広報のコイデです。
2026年2月6日、総務省から最新の「2025年(令和7年)家計調査」の結果が公表されました。
私たち長野県民にとって、この1年はまさに「試練の年」だったと言えるのではないでしょうか。
ニュースを開けば「物価高」「補助金終了」「米価高騰」といった言葉が並び、スーパーのレジで支払う金額を見るたびに溜息が漏れる。
そんな日々を過ごしてきた方が多いかと思われます。

しかし、統計データを詳しく読み解いていくと、単に「生活が苦しい」という悲観的な側面だけでなく、 長野市民がいかにしてこの困難な時代を賢く、そして自分たちらしく生き抜こうとしているのかが見えてきます。
今回は、最新の数字を基に、長野市(二人以上の世帯)の消費動向を徹底的に分析します。
ここ東御市は長野市よりも晴天の日が多く、雪も少ないことから、りんごよりもシャインマスカットやくるみ、ワインの生産が盛んです。
そのため、今回お話する長野市民の統計とはまた少し違う結果になるのかもしれませんが、 長野県民がみんな大好きなりんご、きのこなどの特産品、そしていまや国民食となった
ラーメン、餃子の消費まで、 信州人のリアルな「今」を浮き彫りにしていきましょう。

1. 2025年「長野市の家計簿」全体像:過去最高水準の負担感

2025年の長野市における1世帯あたりの消費支出は、月平均で約32万〜33万円前後となりました。
この数字は、全国平均(314,001円)を上回る傾向にあります。
しかし、ここで注意しなければならないのは、 この支出増が「豊かな消費」によるものではなく、物価上昇による「支出の膨張」であるという点です。

衝撃のエンゲル係数:44年ぶりの高水準

2025年の日本経済において、最も注目された指標の一つが「エンゲル係数」です。
全国平均で28.6%を記録し、これは1981年以来、実に44年ぶりの高水準となりました。
長野市においても例外ではありません。食料品の価格高騰により、 家計に占める「食べるためのお金」の割合が急速に高まっています。
私自身の生活を振り返っても、野菜や肉の価格が、2〜3年前とは明らかに異なると実感しています。
スーパーで普通にカゴ一杯買い物しても昔はだいたい5000円ほどだったのが、今は軽く8000円超、ときには1万円近くという肌感覚…。
特に2025年は、2024年後半から続いた「米不足」とそれに続く「米価上昇」が家計を直撃しました。
信州の農家の方々が丹精込めて作ったお米ですが、消費者としての立場で見れば、主食の値上がりは家計を預かる身として非常に重い負担に感じられます。

「実質」と「名目」の大きな乖離

統計学的に見ると、支出金額が増えることを「名目増」と言いますが、 物価変動を除いた「実質」の消費は、多くの項目でマイナス、あるいは微増に留まっています。
つまり、「たくさん買っている」のではなく、「同じものを買うために、より多くのお金を払わされている」のが2025年の現実です。

2. 光熱費と住宅:寒冷地・長野が抱える宿命

長野県民にとって、家計の固定費の中で最も頭を悩ませるのが「光熱費」です。
2025年は、長年続いていた政府の電気・ガス代に対する激変緩和措置(補助金)が終了したことで、その負担がダイレクトに家計を襲いました。

電気・ガス代の前年比増

2025年の長野市の電気代は前年比で約5〜8%の増加。
特に冬場の暖房需要がピークに達する1月〜3月期の請求額を見て、 家計への負担を改めて実感された方も多いのではないでしょうか。
長野市は都市ガスエリアもありますが、プロパンガスを利用する世帯も多く、 エネルギー価格の高止まりは私たちの生活設計に少なからず影響を与えていると感じます。

灯油代という「第3のインフラ」

さらに忘れてはならないのが、灯油代です。信州の冬は灯油無しでは過ごせません。
2025年は、窓の断熱改修や高効率な給湯器への交換など、 根本的な「家計防衛策」としての住宅投資への関心が、かつてないほど高まった年でもありました。

3. 信州人のソウルフード!「ラーメン」と「餃子」の激戦

さて、ここからは少し明るい(?)話題に移りましょう。
長野市民のアイデンティティとも言える、外食・惣菜の消費動向です。


ラーメン(中華そば・外食):全国13位(約16,500円)

長野県は「そば」の聖地ですが、実は家計調査における「ラーメン愛」の強さは全国トップクラスです。
2025年の結果は、全国13位。
山形市や新潟市といった「ラーメン2強」には及びませんが、 ベスト10前後を常に争うポジションを維持しています。

なぜ、長野市民はこれほどまでにラーメンにお金を使うのでしょうか。
私なりの見解ですが、信州の厳しい冬に「温かい一杯」を求める本能的な欲求、 そして県内に点在するハイレベルな個人店や、根強い人気を誇るご当地チェーンの存在が大きいと感じています。
物価高でお小遣いが削られても、「週末、家族でラーメン屋に行く」という文化は、長野市民にとって最後の砦のような娯楽なのです。
実際、私のラーメン愛の深い友人は、聞けば毎日の晩御飯はほぼ100%ラーメンという具合で、 県内の美味しいラーメン屋さんをめぐることを楽しみとしていますし、 私も子どもと週末にチェーン店のラーメン屋さんでラーメンと餃子をお腹いっぱい食べるのが「小贅沢」という感じになっています。
ラーメンは本当に、日本人の国民食ですよね。

餃子(生・焼き・惣菜):全国11位(約2,500円)

続いて「餃子」です。
ここではスーパーで購入するパックの餃子や、生餃子が含まれます(外食や冷凍餃子は別枠)。
2025年、長野市は全国11位と、非常に高い順位を記録しました。

浜松・宇都宮・宮崎という「餃子御三家」が上位を占める中で、 長野市がこれほど上位にいることは、県外の方には驚かれるかもしれません。
しかし、共働き世帯が多い長野県において、手軽にメインのおかずになり、野菜も肉も摂れる餃子は、 まさに「家庭の味方」。
私も金曜の晩御飯は仕事の疲れを言い訳にして、 スーパーやチェーン店の餃子を買って帰ることが多々ありますが、 あの「手軽さ」と「満足感」は、2025年の忙しい家計を支えてくれた影の功労者と言えるでしょう。

4. 産地の誇り:きのこ・リンゴへの支出は「異常値」レベル


長野市が全国1位を独走する項目、それは「きのこ」です。

きのこ類(他のきのこ):不動の全国1位

えのきたけ、しめじ、エリンギ、ひらたけ。
長野県はきのこ生産量日本一を誇りますが、 消費量(支出額)でもほぼ毎年1位を独走しています。
2025年もその強さは健在でした。
キノコは何と言っても、認知症予防に効果を発揮する「エルゴチオネイン」という成分が大量に含まれており、 そういった点でも長野県民が愛さずにいられないスーパー食材です。
エルゴチオネインについてのブログはこちら
そのため、驚くべきは支出額。
それだけ多くの量を食卓に並べる、信州人の「きのこ愛」はもはや県民性と言っても過言ではありません。
私たちコア・イノベーションのアグリショップ唐沢農機サービスでも、 お客様の中にはきのこ農家様がたくさんいらっしゃいますが、1年中安定的にスーパーに並ぶきのこは、 長野県民にとってはなくてはならない大切な特産品であり、今後も守っていかなければならない宝だと実感します。

リンゴ:弘前市とのデッドヒート

果物部門では、リンゴへの支出が際立っています。
2025年はブドウ(シャインマスカット等)への支出も高水準でしたが、 やはり「日常の果物」としてのリンゴの存在感は別格のようです。
11月〜12月の最盛期、長野市民は自分の家で食べるだけでなく、贈答用としても多額の支出を行います。
この「お裾分け文化」が、リンゴの支出額を押し上げる大きな要因となっています。

5. 自動車と教育:将来への投資は削らない

2025年の家計調査で、私が最も「長野県民らしさ」を感じたのが、自動車関連教育費のデータです。

自動車関係費の大幅増

2024年に発生した自動車メーカーの認証不正問題により、 多くの車種が出荷停止・販売減となりました。
その反動が2025年に現れています。
長野市における自動車購入費を含む交通・通信費は、前年比で約6.7%増加しました。

長野県は言うまでもなく「車社会」です。
公共交通機関が限られる中で、車は単なる贅沢品ではなく、 「働くためのツール」であり「生活インフラ」です。
物価高で苦しい中でも、古くなった車を安全な新型車に買い替える。
この決断には、生活を守るという信州人の強い意志が感じられます。

教育費:地方都市トップクラスの支出

もう一つの特徴が「教育費」です。
塾代や月謝などの補習教育費において、 長野市は地方都市の中でも常に上位にランクインします。
2025年も、物価高で食費を切り詰めても、子どもの教育費だけは維持する、 あるいは増やす世帯が目立ちました。
私も一人の親として、この傾向には強く共感します。
どれだけ今が苦しくても、次世代への投資だけは止めない。それが信州の親たちの共通の願いなのです。

6. 執筆者の見解:2025年のデータをどう読み解くか

今回、2025年の家計調査データを精査して感じたのは、長野市民の「メリハリ消費の巧みさ」です。
電気代やガス代、そして食品価格の上昇という抗えない外部要因に対し、私たちはただ無策でいたわけではありません。
安いと評判のスーパーに並び、不要な支出を削る一方で、自分の好きな「ラーメン」や「地元の特産品」、 そして「車の安全性」や「子どもの教育」といった、人生の質に関わる部分には、しっかりとリソースを割いています。
 

おわりに:2026年の家計を展望する

2025年のデータは、私たちに「現状の厳しさ」と「地域の絆」の両方を教えてくれました。
2026年も物価情勢は予断を許しませんが、家計調査の数字を知ることは、 自分たちの立ち位置を客観的に把握することに繋がります。
「みんなも同じようにラーメンを食べて頑張っているんだ」「光熱費が高いのはうちだけじゃないんだ」 「中古の農機を買ったり、メンテナンスをしっかり行って、愛車を長持ちさせようと頑張っている!」 そう思うだけでも、少しだけ心が軽くなるものです。
コア・イノベーションは、これからも農業という「食」の根幹を支えながら、 信州で暮らす皆様の生活に寄り添った情報を発信し続けます。
最新の農機具が農家の生産性を高めるように、最新のデータが皆様の家計管理のヒントになれば幸いです。

また、私たちコア・イノベーションが運営する長野県上田市の「大衆酒場食堂Nakamura」では、 外はパリパリ、中はもちもちの香ばしい皮に包んだ肉汁たっぷりの餃子(美味だれ餃子)が大人気です!
パリパリもちもちの秘訣は、餃子の皮にフランスパンの粉を使っているから。
この香ばしい皮に、玉ねぎとりんごをすりおろした甘辛だれをたっぷりかけて頂くのがNakamura流!
これは「美味だれ(おいだれ)」といって、地元上田で古くから愛されてきた郷土料理です。
やきとりに絡めて頂くのがそもそもの美味だれの食べ方ですが、 餃子や、これまた長野県民のソウルフード「山賊揚げ」にかけても、サクサクの衣にタレがしみわたり、 お肉の味を引き立ててくれて本当に美味しいんですよ!
大衆酒場食堂Nakamuraでは、この味を楽しみにご来店くださる地元の方や、 観光客の方で連日大賑わいです。
ぜひ、皆さまも新たな餃子の味を開拓しに、 大衆酒場食堂Nakamuraまで足を運んでくださいね。

大衆酒場食堂Nakamura instagramはこちら

美味しい信州の食べ物をしっかり食べて、2026年も健康第一で過ごしていきましょう。 ラーメン屋さんの行列で、あるいはリンゴの直売所で、 そして大衆酒場食堂Nakamuraで、皆様とお会いできるのを楽しみにしています!
   


【参考引用元】 本ブログ記事は下記の参考元を参照、引用し、執筆者の見解を加えて執筆しています。

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