【生存戦略】「AIに広報の仕事は奪われるのか?」AI時代に生き残るPR担当者の条件
こんにちは!広報担当のツタケです。
私は現在、2025年11月にスタートしたアパレルリファービッシュ事業と広報を兼任しています。
現場でお客様とお話しする日々の中で、広報として「外からどう見られているか」を肌で感じる毎日です。
さて、最近ニュースやSNSでこんな話題をよく目にしませんか?
「生成AIの進化によって、ホワイトカラーの仕事が半分以上なくなる」
このニュースを見て、広報やPRを担当している皆様も「もしかして、私の仕事もいずれAIに奪われてしまうのでは……?」と、一度は不安に思ったことがあるのではないでしょうか。
今回は、現場と広報を行き来する私なりの視点で、「AI時代における広報の生存戦略」についてお話ししたいと思います。
そもそも「ホワイトカラーの仕事がなくなる」とは?
ニュースでよく使われる「ホワイトカラー」とは、もともと白い襟のワイシャツを着て働くオフィスワーカー(事務、企画、管理、専門職など)を指す言葉です。もちろん、パソコンに向かって文章を書いたり企画を練ったりする私たち広報担当者も、このホワイトカラーに分類されます。
これまで、歴史のなかで機械やロボットに代替されてきたのは、主に工場や現場などでの「ブルーカラー(肉体労働・定型作業)」の領域でした。
しかし、ChatGPTをはじめとする「生成AI」の登場によって事態は一変しました。AIが「言葉を理解し、文章を作り、データを分析する」という高度な知的作業を瞬時にこなせるようになったのです。これにより、「パソコンに向かって情報を処理し、アウトプットする仕事(=ホワイトカラーの特権だった仕事)」が、ごっそりAIに置き換わってしまうと言われています。
広報業務に当てはめると、「メディアリストの作成・整理」「市場データのリサーチ」「プレスリリースの文章作成」などがこれに該当します。これらがAIの得意領域になった今、「広報の仕事も危ないのでは?」という焦りが生まれるのは当然のことなのです。
結論:「広報」は消えないが、「作業」は奪われる
では、広報の仕事はすべて消滅してしまうのでしょうか。 結論から言うと、「広報という『職種』がAIに完全に奪われることはないけれど、これまで私たちがやっていた『作業』の多くはAIに代替されていく」というのが、リアルな現状であり事実です。
実はここだけの話、私自身も日々の業務でAIをフル活用しています。プレスリリースの構成案を出してもらったり、リサーチの壁打ち相手になってもらったり、今読んでいただいているブログの文章を整えてもらったり。驚くべきことに、こうした「情報を整理して文章にする」という領域においては、すでにAIは人間と同等、あるいはそれ以上のスピードと精度を持っています。
では、広報の仕事はどこへ向かうのでしょうか? それを考えるために、改めて「AIの得意なこと」と「人間にしかできないこと」を整理してみましょう。
AIが得意なこと(=代替される「作業」)
AIが得意とするのは、過去の膨大なデータから法則を見つけ出し、最適解を導き出すことです。広報業務で言えば、以下のような「ゼロからイチの土台を作る作業」や「情報の処理」は、どんどんAIに任せるべき領域になります。
プレスリリースやブログの初稿作成:
キーワードや要点を入力すれば、数秒で整った文章を作成してくれます。
市場調査やデータ収集:
競合他社の動向や、業界のトレンドを瞬時にまとめてくれます。
文章の校正・翻訳:
誤字脱字のチェックや、海外向けの発信準備も一瞬です。
これまで何時間もかけてウンウンと唸りながらやっていたこれらの「作業」は、もうAIの仕事です。ここに時間をかけ続ける広報担当者は、厳しい言い方をすれば、AIに仕事を奪われてしまうかもしれません。

人間にしかできないこと(=残る「仕事」)
では、AIがどれだけ進化しても「絶対に奪われない広報の仕事」とは何でしょうか? それは、「感情を動かし、関係性を築くこと」です。
【AIが得意なこと(代替えされる作業)】
⚫︎情報の整理・執筆
⚫︎データの分析
⚫︎理論的な文章の構成
【人間にしかできないこと(残る仕事)】
⚫︎経営陣や開発者の「熱量」や「WHY(なぜやるのか)」を引き出す
⚫︎記者やメディア関係者との「信頼関係(リレーション)」を築く
⚫︎現場の空気感や「人間くささ」などのニュアンスを察知する
完璧で美しい文章はAIが書けます。しかし、「なぜこのサービスを作ったのか?」「どんな苦労があったのか?」という泥臭いストーリーや情熱は、AIには生み出せません。それらは、私たち人間が経営陣や現場の社員と直接対話し、感情をぶつけ合うことでしか引き出せない「一次情報」だからです。
また、メディアの記者さんも人間です。「AIが書いた完璧で無機質なリリース」よりも、「不完全でも、広報担当者の熱意とストーリーがこもった情報」の方に心を動かされます。
AI時代に生き残るPR担当者の条件
日々お客様と接していて痛感するのは、「生身のコミュニケーションからしか得られないインサイト(本音)がある」ということです。
お客様のちょっとした表情の変化や、会話のトーン、言葉の裏にある悩み。
これらはキーボードを叩いているだけでは絶対に拾えませんし、AIにも予測できません。
AI時代に生き残る広報担当者の条件、それは「情報の処理者」から「価値の翻訳者」、そして「関係の構築者」へとシフトすることです。
1.AIを「優秀なアシスタント」として使いこなす
文章作成などの作業はAIに任せ、浮いた時間を「人間と会う時間」に投資しましょう。
2.社内を歩き回り、熱量をかき集める
社長や現場の社員と雑談し、AIが検索しても絶対に出てこない「リアルなストーリー」を見つけ出しましょう。
3.ステークホルダーの「心」を動かす
自社の想いを自分の言葉に翻訳し、メディアやお客様の感情に訴えかけるコミュニケーションを泥臭く続けましょう。
まとめ
「AIに仕事が奪われる」と怯える必要はありません。むしろ、面倒な作業を手放し、広報の本来の目的である「パブリック・リレーションズ(社会との良好な関係構築)」に100%集中できる、素晴らしい時代の幕開けだと思います。
作業はAIに手伝ってもらいながら、私たちはもっと人に会い、話を聞き、想いを伝えていく。
それこそが、これからの広報担当者に求められる一番のスキルではないでしょうか。
変化の激しい時代ですが、広報という仕事の「人間くさい本質」を大切にしながら、一緒に乗り切っていきましょう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アパレル事業関連ブログ
https://www.karasawanouki.co.jp/blog/at20251209/
一緒に働く仲間を募集中!
唐沢農機サービスでは一緒にお仕事しませんか?
https://recruit.karasawanouki.co.jp/
採用情報
https://recruit.karasawanouki.co.jp/
株式会社唐沢農機サービスホームページ
https://www.karasawanouki.co.jp/